ビリンバウ編(Berimbau)
ビリンバウとは、カポエイラでメインになる楽器の名前です。
ビリンバウは単に音楽のリードをとるだけではなく、カポエイラでは最も神聖なものとされており、ホーダの進行を支配します。
ビリンバウのスピードが早くなれば、ジョーゴの動きも早くなり、ゆっくりになればジョーゴの動きもビリンバウに合わせてゆっくりになります。また、途中でビリンバウのトーキ(Toque:リズムの事)が変われば、カポエイラのスタイルもそれに合わせて変わります。
このコーナーでは、ビリンバウによるカポエイラ(+α)のトーキと演奏の様子を動画で紹介します。
実際にホーダをする時の演奏では、ビリンバウに加えてパンデイロ(タンバリン)、アタバキ、アゴゴ、ヘコヘコといった楽器と、様々な歌で演奏し、ホーダにパワーをあたえることになります。
※今回の動画はWindowsMedia9を使用して作成しています。WindowsMeiaPlayer9でご覧ください。
アンゴラ(Angola)
アンゴーラとは、伝統的なカポエイラの形を色濃く引き継いだスタイルのカポエイラです。儀式的、舞踊的な要素が色濃く、ゆったりとした動作で戦います。
このトーキは、そのアンゴラスタイルのカポエイラを行う時に演奏するもので、音楽もゆっくりとした伸びやかなリズムを刻みます。
サン・ベント・ピケーノ(São Bent piqueno)
サン・ベント・ピケーノもアンゴラ同様、ゆったりと伸びやかなリズムを刻みます。
私たちの団体では、アンゴラをする時にこれを引いてハーモニーを作ります。
ヘジオナウ(Regional)
ヘジオナウは格闘技的で力強いスタイルのカポエイラです。そのときに演奏するこのトーキも、アンゴラと比べて力強い雰囲気になっています。
ヘジオナウで使うトーキにはいくつか種類がありますが、このトーキは、サン・ベント・グランジ・ヘジオナウ(São Bent grange regional)と呼ばれるものです。
イウナ(Iuna)
イウナというのは、カポエイラのスタイルではありません。このトーキは、カポエイラの師範や先生達だけでジョーゴを行う時に演奏されるトーキです。
そのためかどうかわかりませんが、このトーキは他と比べて荘厳でスケールの大きな雰囲気を漂わせています。
編集:藤井 元雄